小さな会社に自社サイトが必要か

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インターネットが出始めたころは、お店のウェブサイトを作るだけで、一気に売上があがったりする時代でした。

そこから目まぐるしい速さでインターネットの普及が進み、ウェブサイトを持っているのが当たり前化。
ウェブサイトがないと、見つけてもらえず検討のテーブルに乗らない…ということにすらなりました。

そして今や、ただウェブサイトを持っているだけでは、売上はピクリともあがらない…という時代です。

情報集約型サイトが主流

いわゆるプラットフォームと呼ばれる、情報がまとめられたサービスを展開するサイトが多数あらわれ、ユーザーがそのサイトを経由して、商品やサービス・お店などを検索するようになってしまったのが今。

ユーザーからしてみれば、そのサイトひとつで希望する条件で絞りこむことができるので、Google検索などで何万と出てくる検索結果をひとつひとつ見ていく必要もなく、効率がよいので便利ですよね。

私たち経営者からしてみれば、有料サイトであれば掲載料を取られる上に、溢れかえるライバルたちと横並びにされる。
さらにライバルとの価格競争や、優位性を作るために特典・サービスの充実…など、利益が圧迫される一方です。

情報集約型サイト

ご存知のサイトが多いとは思いますが、ほんの一例を挙げておきます。

飲食店や美容サロン、ホテルなどの店舗型ビジネス

「Hot pepper(Beauty)」「ぐるなび」「Retty」「エキテン」「じゃらん」

ネットショップなどのインターネットビジネス

「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「価格ドットコム」
一般の方が参入している「メルカリ」「ヤフオク!」などもありますね。

コーチ・コンサルタント・セラピストなどの教えるビジネス

「セミナー情報ドットコム」「こくちーずプロ」「ストリートアカデミー」「セミナーズ」
などなど…

挙げきれませんし、私が知らないようなサイトもまだたくさんあるでしょう。
一体いくつあるのか?というくらいです。

ウェブサイトをお金をかけて用意する必要はない?

これだけ情報集約型サイトが利用されているのなら、それらのサイトにだけ掲載しておけばいいのでは?
と、わざわざウェブサイトをつくる必要はないと思われる方もいるでしょう。

結論から言うと…
「ウェブサイトに会社概要やお店の場所・営業時間、商品・サービスを記載しているだけなら必要ない」

必要ないというより、売上をあげるという観点でみると、意味がないでしょう。

もちろん、会社のウェブサイトもないって…という信用面では、意味があるかもしれませんね。

しかし、しばらく更新されていない様子が伝わってしまようであれば、逆に信用を下げてしまいかねないでしょう。
それなら、いっそのこと無い方がいいかもしれません。

新着情報が一年以上前…というサイト、結構みかけます。
取引検討先・求人応募先などのウェブサイトがそんな感じだったら、この会社…大丈夫?と、ちょっと不安になってしまいますよね。

用意するのならそういったウェブサイトではなく、専門家であるあなたが見た人にとって学びのある情報・興味のある情報を載せておきましょう。

小さな会社こそ自社の情報発信をする「場」が必要

先にも書きましたが、情報集約型のサイトは、” ライバルと横並び ”
限られたスペースであなたのことを知ってもらう、という環境です。

そして、ユーザーが選択した条件にヒットした時に、横並びの状態から選ばれるのを待つ…

もちろん、こういったサイトも活用できるものはした方がいいでしょうが、それだけではこれからますます厳しくなります。

情報集約型サイトにしてもインターネット広告にしても、他とは違う独自サービスでさえ、結局はどうやっても資金力のある会社に勝つことはできないのです。

「情報集約型サイト」であれば、お金をかけた会社の方が、サイト内の検索結果で上位に表示されたり、目立つように特集やおススメに掲載されたりしますよね?

インターネットに限らず「広告」であれば、お金をかければかけた分だけ、やはり検索で上位に表示させたり、より大きく目立つ枠になったり、頻繁に表示されたり…
露出が多くなるものです。

独自ではじめた「サービス」はどうでしょうか。
よほど特殊な技術が必要だったり、あなたにしか用意できないものなら有効ですが、ほとんどはマネできたりさらに上のサービスをはじめたり…
資金力のある会社なら、簡単にできてしまいますよね。

あなたはそこに、真っ向から挑める資金力がありますか?
通常であれば、仮に一回は勝てたとしても、ずっと勝ち続けるのは難しいでしょう。

だからこそ、自社サイトが必要であるという理由を2つ挙げます。

小さな会社でも見つけてもらえる

「インターネット」というのは、資金力ではどうやっても勝てないような小さな会社でも見つけてもらえる、とても可能性のあるメディアの一つ。
サイトにブログ記事などを書いたりすれば、いくつかのキーワードで検索をした際に、検索結果でその記事が上位に表示され、見つけてもらうことにつながります。

例えば、私が実際に検索した時のことですが、腰痛がひどかった時に原因が気になり、いくつかキーワードを入力して検索をしました。
すると、福岡の小さな接骨院の記事が上位表示され、その接骨院のウェブサイトを訪問しました。

私は関東なので来院にはつながりませんでしたが、これが通える範囲のユーザーだったら、私がたまたま福岡出張を控えているタイミングだったら、どうでしょうか。

溢れるほどある接骨院。
どこを選んだらいいか迷っていたとすれば、何も情報がないところよりは、自分の気になっていることについて情報発信をしている所に行くでしょう。

それだけでなく、私の福岡に住む友人が、たまたま同じ悩みを抱えているという話になれば、この接骨院のことを話したりするかもしれません。

 

信頼関係を築いていくつながりが持てる

検索結果であなたを見つけたということは、あなたが発信している情報に興味・関心があるということ。
しかし、「検索」というのは、あくまでユーザーが見たい・知りたいと思ったタイミングで起こることです。

となると、やはり検索されるのをただ待つだけでは?と思いますよね。

あなたのウェブサイトに、学びや興味のある情報を記事として載せておくだけでなく、さらに価値のある情報をプレゼントとして用意し、プレゼントと引き換えに、メールマガジンへの登録をしてもらう。

その仕組みをウェブサイトに作っておけば、あとはそこにソーシャルメディアや広告を使ってアクセスを流せば、登録が増えていくはずです。

登録さえしてもらえれば、今度はあなたが発信したいタイミングで、相手に直接情報を発信することができるようになります。
そこで、あなたの価値観や考え方などを発信していくことで、相手との信頼関係を築いていく。

こうして発信していくことで、価格やサービスだけでは測れない部分、本当の価値を知ってもらう。

そして、あなたのメールマガジンを読み続けてくれている人というのは、あなたに共感してくれている・好意をもってくれている、ということです。

あなたに共感したり好意をもったりしてくれている人たちは、何も知らないライバルではなく、やはりあなたを選びますよね。

まとめ

情報が溢れ、広告が溢れ、サービスも溢れている今、お客さん側もどうやって選んでいったらいいのか、混乱しているのです。

そんな中で選ばれ続けていくためには、やはり表面的などこにでもあるような情報ではなく、価値ある情報を発信し続けること、そしてあなた自身の想いや考えがしっかり伝わること、そして「共感」してくれる人を集めていく。

そのためには情報発信をする「場」がなければ始まりません。

その中で、ソーシャルメディアや無料ブログサイトなどを、情報発信の「場」として利用することは、もちろん有効ですし活用するに越したことはありません。

ただ、あくまで表向き”商用利用は禁止”であること、”他に取って代わるサービスが出れば終わる”ことを頭に入れながら、頼りにしすぎず上手に付き合っていくことが必要でしょう。

そういった縛りや流行などによって、大きな影響を受けないためにも、長い目でみれば”WordPress”などでメインサイトを用意しておく方がいいでしょう。

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